正気の自傷行為
なんで私は弱くもなかったんだろう
— るるちゃんすごく正気🤕🔞 (@imaginary_log) 2019年8月11日
もう少し弱ければ完全に壊れきって精神科病棟で「あひあひ」って言ってりゃ構われて飯が出てくる生活を送れたのに、少しばかり強かったせいで理性もなくせないまま普通の人に溶け込むことだってできるんだ
とツイートしたのですが、これについてもうちょっと色々考えてしまったのでブログでまとめてみました。
私がTwitterに飛び降り自殺未遂をしたことを書いてから、同じく飛び降り自殺に失敗して入院中の方や、一命を取りとめて既に普通の生活に戻っている方とお話する機会が出来ました。
圧倒的に女性が多いので、彼女たちと呼ばせていただきます。
彼女たちと話していて気がかりなことがひとつ出てきました。彼女たちはあまりに正気なのです。
書く文章一つ一つからそれがにじみでています。
あ、この人まともなんだな、話が通じる人だな、という。
けれど、彼女たちは正気だとはおもいますが、普通ではありません。だって普通の人って、自殺などせず、自然に亡くなるまで当たり前のように生きてるじゃないですか。
飛び降り自殺は致死率が高い部類であり、遊び半分、構われたくてなどの理由で使われる自殺法ではあまりないとおもいます。
事実私もガチで死んでやろうと思ったから飛び降りたのです。
一体全体、なぜ正気を保ったまま、彼女たちはそんなことが出来たのでしょうか。少し思案しました。
彼女たちは正気ですが自己肯定感が低いように感じました。これは私と重ねているからそう感じるだけかもしれませんし、だからここから先は私の話だと思って下さい。
正気なのに自己肯定感が低いから、周りの人達が間違ったことを言っていて間違っていると思っても、もしかしたら自分が間違っているのかもしれないと思ってしまう。
頭のおかしな人に傷付けられても、自分が悪いからそうされたのだと無理やり納得するしかない。自分が正しいという自信が無いからです。
そうやってなんでも自分のせいにする人間って、頭のおかしな人からすれば格好の餌食です。そいつを傷付けて自分の意思を通せば、自分が正しいとおもっていられるのですから。
それを繰り返して傷付いて、我慢ならなくなった時ですら、他人を傷付けることはできません。なぜならそれが正しくないとわかってる正気を保った人間だからです。だから自分を傷付ける。そして最終的には自分を殺すまでに至るのだと私は思いました。
そんなことをしても、失敗してしまった人達は今どうしているのでしょうか。例えば私、飛び降り自殺に失敗して現在入院中。
自殺しようとしたことを責められたり、間違っていると言われ続けています。
私はそれが辛いです。なぜなら、頭のおかしな人達に理不尽に傷付けられたのに、我慢したのに、やり返すこともせず、自分だけ傷付けて、そうすることによって周りの人間を守ってきたのに、なんで叱られるのだと思うのです。
そうです。
自傷行為も自殺行為も誰も傷つけないための方法でした。驚くほどに自己肯定感が低いから、愚かな程に人を傷つけることが怖かったのです。
これを読んでくれている方の中に似たようなことを考えたことのある人、共感できると思ってくれた人はいますか？
私はあなたに人のために自分を傷付けたりしないでほしい。
私は私自身にそう思うことは出来ないけど、今は私にもそう思ってくれる人がいるから、その人のためにそうしたいと思っています。
あなたも私のために、自分を傷付けないで欲しい、そう思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
